今回は「オーディション」についてロックオンしてみますね♪
声優のお仕事の要である「オーディション」。
プロの方が受けていらっしゃるのは、作品のキャラクターなどの声の担当を実際に選出するためのものですよね。
もちろん、そのオーディションをいきなり素人の一般人が受けることはできません。
一般人が受けられるオーディションは、時折一般公募される映画等の出演者募集のオーディションか、事務所所属を目的とした、いわゆる「新人発掘系オーディション」です。
受かれば即デビューできる?
映画出演を名目としたオーディションでも、最初から事務所所属が確約されているオーディションでも言えること。
それは、まったくの素人では合格は不可能に限りなく近いということです。
仮に合格できたとして、演技力や経験のない人間がいきなりマイク前に立てるという夢のような話はまずないと思ったほうがいいかもしれません。
養成所に入所、基礎から学んでいくことになるでしょう。
ただ、ときには例外もありうるかも!? ということで、調査開始!
実績ある「81オーディション」
「将来的に事務所所属になる人材発掘」を目的とした81オーディション。
養成所・専門学校に通っていない一般からも応募できることで有名です。
受賞後、まずは養成所に入所、デビュー後も事務所所属声優としてサポートしてもらえるとのこと。
主催の81プロデュースは超有名事務所なので、安心して受けることができるのも大きな特徴。
「81オーディション」過去の受賞者の経歴
第1回受賞者 江口拓也さんの場合

江口さんは、低音美声かつ長身イケメンというハイスペックすぎる声優としても有名♪
『俺物語!!』の剛田猛男
『91Days』のネロ
『LOVE STAGE!!』の一条龍馬
第1回81オーディション受賞者の江口さんですが、経歴をみると日本工学院専門学校卒とあります。
この学校には声優・演劇科があり、受賞は在学中だったようです。
ということは、専門学校ですでに演技の勉強をされていたという事実が浮かび上がりますね。
第2回受賞者 斉藤壮馬さんの場合

斉藤さんもいまや大人気、繊細そうな声が特徴的な方♪
『ハイキュー!!』の山口忠
『Dance with Devils』鉤貫レム
『91Days』のコルテオ
斉藤さんの場合、第2回81オーディション受賞時は高校生!
だから当然演技経験ゼロ!? と思いきや、よくよく経歴をみると「全国高等学校総合文化祭」の朗読部門で審査員特別賞受賞とあり。
調べてみると、放送部に在籍されていたことが判明。
ということは、アナウンス・朗読の経験は少なくともあり、かつマイク前は慣れた場所でもあったということですね。
結局、受かるコツって!?
結論。
超初心者がオーディションに受かるコツなんて「ない」!!
酷なようですが、オーディションに合格するところで終わりではなく、そこから勉強しなおし、事務所に入れてもまたオーディションが繰り返され、実力ないものは淘汰される世界。
例えば斉藤さんのように若い方ならば部活動で演劇部や放送部に入ることで、演技や発声の基礎は勉強できます。
もう高校時代が戻らないという方は(笑)、大学のサークルで演劇をするのもいいですし、一番いいのはやはり養成所に入ることでしょう。
奇跡的に最終選考まで残れたとしても、オーディションという人目のある場所では極度の緊張が伴いますので、少しでも「見られる」経験に慣れていたほうが平常心を保て有利なのも確実。
また、最近の声優業界では歌唱力も必要ですよね。
演技力・歌唱力・順応性・平常心・観察眼などなど。
よほど天性の素質に自信のある方以外は、経験値の少ない項目の経験値を上げるために、なんらかの下準備は必須と考えたほうがよさそうです。
その気持ちが本気なら、きっと努力も惜しまないはず!
81のオーディションの受賞時の開催数が二人とも違いますよ
コメントありがとうございます。
こちらの公式レポートを参照いただければ幸いです。