劇場アニメ界で快進撃を続けている新海誠監督の最新作『君の名は。』。
ストーリーや映像美はもちろん、主演声優たちの演技も人気の要因だと言われています。
その『君の名は。』で主人公の立花瀧役を演じられているのが、神木隆之介さん。
今回は、声優としての神木さんの世間の評価に加え、大きな映画作品では毎度のように取り沙汰されてきた「アニメ映画での俳優の起用」についても言及していきたいと思います!
神木隆之介さんの声優としてのお仕事って?
まずは神木さん個人について、これまでの声優としてのお仕事遍歴を簡単にまとめてみました。
声優デビューは「坊」役!

声優としてのデビュー作は宮崎駿監督作品『千と千尋の神隠し』の坊。
泣き声が印象的で憎めない子でしたね。
その後、ジブリ作品を中心に劇場アニメにコンスタントに出演されています。
【「待たれよ」がかわいい『ハウルの動く城』のマルクル】
【「よろしくお願いします!」でおなじみの『サマーウォーズ』小磯健二】
吹き替えも含め声優としての出演は、最新作の『君の名は。』まですべてが劇場作品や短編映画。
【不可思議な入れ替わりから運命が動き出す『君の名は。』の瀧】
幼い頃からの実績が強み!
『千と千尋の神隠し』に出演されたのが8歳頃。
『ハウルの動く城』では、マルクルのかわいらしさが話題にもなりました。
当時から有名映画に出演を続けているという安心感もありますし、なにより「俳優としての神木隆之介」を押し出していない自然な演技が好評ですよね。
神木さんの演技を称賛する声は多数!
否定的な意見はそうそう見ることがありません。
ということで、神木さんは俳優としてはもちろん、声優としての演技力に関しても、世間的に高い評価を得ていると言えそうです。
それでも「声優」扱いはされない実態!?
そこで、冒頭の「アニメ映画での俳優の起用」についての話。
大きな作品になればなるほど、主役級のキャストが本業の声優ではなく、普段声優活動をしていない俳優に割り当てられるという、声優ファンとしては捨て置けない現象がありますよね。
慣れていない方の演技は浮いてしまうというか、正直なかなかうまくこなせている方は挙げられないというのが実際のところだと思います。
ただ、神木さんの場合、否定的な感想や意見を見ることはほとんどありません。
わたしが疑問に思うのは、声優ファンでも肯定的に受け入れられる神木さんなのに、なぜいまでもずっと「俳優」扱いなのだろうという点です。
出演作品がすべて映画!
神木さんはコンスタントに声優業をやられてはいますが、テレビアニメ作品には出演されていません。
「声優」として素直に認められない理由は、もしかしてそこにあるのでは!? と思いました。
普段アニメを観ない方々からしたらなんでもないことですが、アニメや声優ファンにとってそこは大きな差。
裏を返せば、神木さんがテレビアニメでレギュラー出演されるような未来がくるならば、もう「人気俳優が声優を」とは言われない、さらに強い存在になれるというわけですよね!
そして本業声優のみのテレビアニメに出演されて高く評価されることこそ、声優としての本当の評価になるのではないかなと思ったりもしました。
ほかの俳優の方々も出演されているなかで、手放しで素晴らしい! と称賛しまくるのもなんだか違う気がしてしまうのです(笑)
なにはともあれ神木さんは安心感満点!
現在公開中の『君の名は。』は男女の意識が入れ替わったり戻ったりという特殊な設定。
その切り替わりもすごいと評判の神木さん。
今度はぜひ、テレビアニメ界での活躍を期待したいですね!
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