第11回声優アワードで、主演女優賞受賞を一番有力視されていた声優。
それは、早見沙織(はやみ・さおり)さんです。
映画『聲の形』西宮硝子役の演技が圧巻だった早見さんは、優しくて癒し系な声質が特徴のかたですが、役柄によっていろいろな色が出る役者さんだと思います。
ということで今回は、個人的にもいま一番気になっている女性声優・早見沙織さんについて徹底解剖しちゃいますよ♪
活躍の軌跡
2007年に『桃華月憚(とうかげったん)』の川壁桃花役でアニメデビュー。
当時からすでにキャラソン歌唱♪
人気キャラその1 雪ノ下雪乃
早見さんが演じられたキャラで人気が高いのは、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』の雪ノ下雪乃。
冷静沈着な才女のイメージが声質ととてもよくあっていますよね!
人気キャラその2 斧乃木余接
お次は『物語』シリーズの斧乃木余接(おののき・よつぎ)。
無表情な毒舌幼女がハマり役!
感情の薄い役柄はともすれば技術のない素人のようにも聴こえがちですが、その点、早見さんはきちんと役を取り込んで演じられていますよね。
人気キャラその3 西宮硝子
これから早見さんを語る上ではずすことのできない人気キャラ、そして代表作となりそうなのが、『聲の形』の西宮硝子。
映画としては賛否両論ある作品ながら、ろう者の役を見事違和感なく演じきった早見さんの力量に舌を巻いた観客も多かったはず!
ネットでも、まさに硝子役は早見さんしかあり得ない! という大絶賛の嵐でした。
『君の名は。』と同時期の公開だったことが悔やまれますね~。
ともあれ、早見さんがただの癒し系ボイスなだけでなく、超実力派声優だということに関しては疑いようもありません!
声優ファンはちゃんとわかってますよ~!
人気に拍車を掛ける超強力作品、現る!
好んで観るアニメ作品によく早見さんが出演されていたので、存在感は充分察知していたわたしですが、それを如実に実感したのが、現在放送中の『覆面系ノイズ』の主人公・有栖川仁乃(ニノ)役。
第一話、ニノがステージで歌いだした瞬間は鳥肌が立ち、画面にくぎ付けになりました。
原作ファンからは声がイメージと違うという意見ももちろんありますが、ニノの場合は特に歌唱の面から、早見さん以外いないという声が多くなってきています。
早見さんの穏やかなイメージとは一変、粗削りで危険なニノの感情が溢れんばかりで圧倒される歌声ですよね。
中学からジャズボーカルを習っていて、それ以前にも幼少期より歌うことの好きな女の子だったという早見さん。
歌の雰囲気やジャンルはもちろん、演じるキャラクターの内面まで映し出す歌唱力はすばらしいのひとことです!
意外な才能も発揮!?
演技力や歌唱力の評価の高さだけでなく、早見さんはそのキャラクターにも人気の秘密があります。
中学一年生時から日本ナレーション演技研究所に入所して声優の勉強を始めていた早見さんは、声優デビュー後も学業を両立させ、大学にも入学・卒業されているんですね。
出身大学は不明ですが、インタビューの端々から零れる「才女感」がハンパないです(笑)
滑らかな落ち着いた喋り口で、言葉を選びながら途切れずに話すことができる方なので、恐らくとても頭の回転が速い方なんだろうなと勝手に想像。
そのくせ、話を振られると平気でモノマネなどを披露してしまうおもしろい一面も。
また、一部で画伯と呼ばれるほど画力には定評があります(笑)
今後も注目作品目白押し!?
アニメ映画への出演も多い早見さん。
今後も前後編公開の話題作『はいからさんが通る』の主演などが控えていますし、『プリキュア』シリーズ映画でもキュアフェリーチェとして定期的に出演がありそうです。
テレビでは7月から『賭ケグルイ』の主演も決まっていますし、さらに10月からの『Code:Realize 〜創世の姫君〜』でも主演予定。
いまノリにノっている早見さんから目が離せません!
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